我が国の重要核心技術難関を集中に攻略し、「首つり」問題を突破するため、寧波市は2022年初に『2022年度寧波市重点研究開発計画及び「掲榜掛帥」第1陣プロジェクト申告ガイドラインの発表に関する通知』(甬科資箋[2022]44号)文書を発表した。プロジェクト申告ガイドラインに基づき、シルバーボール科技は寧波大学、浙江工業大学、河南科学技術大学と大連理工大学4つの大学と協力し、現在の新エネルギー自動車のレーザレーダモータがベアリングに対する低騒音、低グレース漏れ率、高精度、長寿命などの技術要求について、科学的基礎研究と技術的難関攻略を展開し、そのために重要技術核心基礎特別プロジェクトチームを設立した。寧波市科学技術局関連管理方法の要求に基づき、形式審査、答弁審査と党組織会議の審議を経て、シルバーボール科技が主導した特別プロジェクトチームは「高精度長寿命一体型ベアリング重要技術の研究開発と産業化」計画で2022年6月に寧波市の重点研究開発計画及び「掲榜掛帥」プロジェクトに入選された。「掲榜掛帥」というのは、科学技術懸賞制とも呼ばれ、科学研究の成果で体現される科学研究経費投入体制であり、政府が全社会に向けて科学技術革新成果を公募する非定期的な科学研究援助の手配でもある。『中華人民共和国国民経済と社会発展第14回5カ年計画と2035年ビジョン目標要綱』には、「重大な科学技術プロジェクトの立案と組織管理方式を改革し、科学研究機関と科学研究者により多くの自主権を与え、技術総師責任制を推進し、「掲榜掛帥」「競馬」などの制度を実行し、賞補両立の資金支援メカニズムを健全化する」と提案した。これにより、「掲榜掛帥」制度は正式に地方模索から国家レベルのトップダウン設計になり、最も差し迫った科学研究の難題に対して、開放的で革新的な形で、社会各界の智能潜在力を最大限に引き出し、最も速いスピードで実行可能な解決策を見つける。「掲榜掛帥」を通じて、本当に働きたく、能力を持ち、成果を得られる人にプロジェクトを与えることができ、資質を問わず、制限を設けず、賢明な行動者を選び、実効だけを求めるという特徴がある。以下の写真は2022年6月5日、プロジェクトチームの4人の責任者である寧波大学魯思淵助教授、寧波大学李淑欣教授、高速一体化事業部監督肖華海、シルバーボール科技財務監督程銘(右から左へ)が青年人材金港サービス総合体の2階でプロジェクト答弁を行ったシーンである。
2022年度寧波市重点研究開発計画及び「掲榜掛帥」第1陣審査項目の公示文書(2022年6月17日)より抜粋